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リースバックとリバースモーゲージの違いは?メリット・デメリットもご紹介

2023年8月17日「木曜日」更新の日記

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【リースバックとは】 住宅ローンの返済が苦しい方にとって、リースバックは検討すべき選択肢となります。リースバックとは、既に所有している住宅を売却し、それを賃貸契約に切り替えることで、売主が住み続けることができる仕組みです。売却時に得られた資金を生活費やローンの返済に充てることができ、経済的な負担を軽減できる点が特徴です。 リースバックには、以下の2つの主要な選択肢があります。 1.売却 売主は、不動産会社や投資家に住宅を売却します。この際に得られた資金を一時的な資金源として活用することができます。一方で、住宅の所有権は売却先に移るため、将来的に住宅を取り戻すことはできません。 2.住み続ける リースバックでは売主が住み続けることができるため、身近な環境やコミュニティを離れずに生活を維持することが可能です。住み慣れた家を離れることなく、ローンの返済に苦しむことなく暮らすことができるのは大きなメリットと言えるでしょう。 【リースバックのメリット・デメリット】 リースバックを選択する際には、メリットとデメリットを理解することが重要です。 まず、一番のデメリットは、住宅の所有権を失うことです。売却後は賃貸契約になるため、将来的に住宅を取り戻すことはできません。また、売却価格が住宅の実勢価格よりも低くなる場合もあります。 また、リースバックでは売主が住宅を借りる立場になるため、家賃の支払いが必要になります。ローンの返済に苦しむ状況からは解放されますが、家賃の負担が増えることに注意が必要です。 さらに、住み続けることができる一方で、リースバックの契約期間が満了した後は、再び住宅を探さなければならない可能性があります。長期的な安定を求める方には向かない場合もあります。 【リースバックとリバースモーゲージの違い】 リースバックとリバースモーゲージは、どちらも住宅ローンの返済に苦しむ方に向けた手段ですが、その仕組みにはいくつかの違いがあります。 〈資金〉 リースバックでは、既に所有している住宅を売却して得られた資金を活用します。一方で、リバースモーゲージでは住宅を担保にして借り入れる形式で、定期的な支払いを受け取ることができます。 〈対象〉 リースバックは住宅を売却することが前提ですが、リバースモーゲージでは60歳以上の高齢者が対象となります。年齢制限があるため、若い世代にはリバースモーゲージは利用できません。 〈所有権〉 リースバックでは住宅の所有権は売却先に移りますが、リバースモーゲージでは住宅の所有権は借り主が保持します。この点がリースバックとの大きな違いとなります。 【まとめ】 最終的な決定をする前に、専門家のアドバイスを仰ぐこともおすすめです。個々の状況に合わせて最適な選択を行い、住宅ローンの返済に対する負担を軽減することが、安定した生活を送るための一助となるでしょう。

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