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2021年1月8日「金曜日」更新の日記

マンション経営などの不動産投資で財をなそうと思うなら、投資しようとする収益物件がきちんと利益を生み出すものであることが大事でしょう。これを見極めるために参考になるのが表面利回りや実質利回りだと言っても過言ではありません。不動産投資の採算性を見極めようという際に、たいてい着目されるのは表面利回りじゃないかと思いますけど、経費分を考慮する実質利回りと違って、表面利回りだと収益性があるのかないのかを正確に見極めることはできないと考えるべきです。中古マンションを収益物件として選ぶという時に外せないのは、どれぐらい前に建てられたのかということです。いつごろの建物かをちゃんと把握して、1981年から始まった新耐震基準に沿った物件であることを条件にすることは大変重要だと思われます。一概に不動産投資と言っても、期待通りにいかないことがあります。その理由と申しますのは、たくさんの物件を調査検討しないまま、慌てて決定して購入契約を結んでしまうからです。家賃を収入源とする不動産投資においては、収益物件の判断のときに利回りと呼ばれる数値を利用するのが一般的ですが、もっと言ってしまうと、年間の賃料から管理費などを引き、これを物件の購入価格で除して得られる「実質利回り」が中心であるようです。