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良い土地の見分け方(3)

2020年4月26日「日曜日」更新の日記

2020-04-26の日記のIMAGE
それでも、売買のときに近隣者に立ち会っていただいて境界杭を打ってもらい、同意書付の実測図を基にした実測売買にしたほうが間違いありません。たとえ杭があり測量図があっても、信用できない場合もあります。以前、私のお客様でも、家にあった測量図に基づいて建物の間取りをつくり、念のために測ってみたら、設計した家が狭くて入らないということがありました。また、境界杭がなくて、塀のコンクリートの中心が境とか、生垣が境だとか曖味な境界の場合もあります。あるいは、境界杭があってもその境界杭の場所がずれていると言ってもめることもあります。数年前ですが、隣り合っている家の先代のご主人同士で、生垣のお隣さん側が境と決めた土地がありました。決めた当人同士が生きているうちは良かったのかもしれませんが、亡くなってから息子さんが家を建てようとして、「お父さんから聞いていた生垣の向こう側に境杭を打ちたい」「それは違う、生垣の手前が境だ」ともめたこともありました。売買の場合、売主がしっかり測量していれば問題がないのですが、売主が測量の費用を負担したくないという理由で測量をしていない場合もあります。どうしてもあなたが欲しい土地であれば、最低でも自分たちで巻尺の長いもので間口と奥行きくらいは測って買うべきです。できれば不動産仲介業者と巻尺で測ることをお勧めします。そして概算寸法を割り出して、大きく面積が違っていないかどうかを確認することです。土地の境界杭は、あとあと大きな問題になることもあるのです。あなたのお子さんが嫌な思いをするかもしれません。土地を買うときにあなたの厳しい目で、しっかり確認してほしいポイントの一つです。

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