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2020年4月22日「水曜日」更新の日記

しかし、1年や2年で家を建て替えられればいいのですが、住宅ローンは定年まで支払っていかなければならない場合がほとんどでしょう。いざ建て替えようと思ったときには、本当に建ててあげたかった子供は独立して家にいないかもしれません。そうなると、建て替えたとしても夫婦二人だけの終の住み家となるだけです。建て替える必要もないかもしれません。何のために子供に我慢をさせ、妻に無理をさせたのかわかりません。それであればアパート住まいでも、家族で美味しいものを食べに行ったり、旅行に行ったりして、妻や子供たちのために時間とお金を掛けたほうがずっと幸せかもしれません。土地が欲しいと不動産屋に行ったときに、家を建てて住むというところまでを、考えてくれる人にめぐり合えれば良いのですが、正直、不動産屋は土地を売ることが仕事であり、目的です。「この家族にはこのような家を建ててもらい、そこでどのように幸せな暮らしをしてもらいたい」と、そこまで考えてくれるところは、ほとんどありません。仮に考えようとしても、お客様の求めている家はどんなものなのか、また、それを建てるといくらお金が掛かるかは、わからないのです。一言で土地選びといっても、どんな家を建てて、どんな家族の夢を叶えるかも考える必要があるのです。物事を成し遂げるためには、1日にできることを列挙して、最終的にいつできるかと考える方法があります。