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家の缶詰工場(1)

2020年4月8日「水曜日」更新の日記

2020-04-08の日記のIMAGE
ところが、営業マンは家を建てさせるのが目的であり、仕事です。多くの営業マンは立派なスーツを着て立派な靴を履いて立派な会社パンフレットをかばんに入れて歩き、「こんど○○という新商品ができました。わが社で建ててください」とセールスをします。そして、少しでもいい顔をすると毎日押しかけて来ます。お客様はそんな営業マンを熱心でいい人だと勘違いして、あるいは根負けして契約してしまうのです。いつの間にか、その営業マンはあなたを設計担当に引き渡してそのあとは来なくなります。あれほど親身になってくれたのに、あなたは裏切られたように感じてしまうでしょう。でも、営業マンはそれが仕事なのです。次の獲物を探さなければならないのです。あなたをベルトコンベアーに乗せさえすればあとは流れ作業なのです。「○○ハウス・家缶詰工場」という看板が貼られている入口を過ぎると、無表情なパート社員が次々と魚をさばいて缶詰になるあなたを処理しているだけです。その間あなたはものも言えず、すがるような目でじっと見上げているだけなのです。やがて一丁あがり。これであなたの缶詰はできあがりです。ものを売るにはいろいろと小細工や演出をしたり、多少誇張したり、本来の素材以上に見せるためにラッピングしたり、かさ上げしたりします。

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