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展示場の魔法(4)

2020年4月6日「月曜日」更新の日記

2020-04-06の日記のIMAGE
なぜかコーヒーのいい香りがしてきます。そして入ったときは緊張していて気がつかなかった音楽も聞こえてきます。「ああ、これが私たちの憧れていたマイホームだ。こんな家に住めるのか、よし、ここに頼もう」もう気持ちはできあがってしまいます。二人は幸せな気分のまま家に戻ります。その気分が冷めないうちに、見学した会社の営業マンがすかさずチャイムを鳴らすのです。ドアの外にはジャニーズ系のイケメンの若者が真新しいスーツを着て、ピカピカに磨かれた革靴を履き、すがすがしい姿で立っています。展示場の感想を聞かれても、満足して帰ってきたのだから、当然良かったとしか答えないでしょう。そうして話は急速に進んでいき、契約書に判を押してしまうのです。実際にはこんな簡単にはいかないし、いろいろな会社を比べる人も当然います。でも、中にはおおよそ近い流れで決めている人もいます。契約を済ませたあとで、いろいろな打ち合わせをしていき、設備や仕様を決めていくと、「これは追加料金がかかります、展示場のような照明というと、これくらいかかります。水道工事は見積りには入っていませんのでこれも追加になります。それと設計料と申請手数料も追加になります。それから、、、」というように、どんどん金額が増えていきます。当然、展示場のようにはできないにしろ、ある程度近づけたいと思い、無理してお金を出していくのです。

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