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情報は手許に置いておけば安心?それとも不安?(2)

2020年3月31日「火曜日」更新の日記

2020-03-31の日記のIMAGE
しかし情報も、あまりにたくさん溜め込みすぎると、安心どころではない。不安感や焦燥感を巻き起こしてしまうのだから、要注意だ。企画部門で働くある人には、知人が編集長となって新しく創刊された週刊誌が、毎週寄贈本として届く。ちょっと気になっていた雑誌であったからゆっくり目を通したかったが、その暇がない。とりあえず机の上に積み重ねておいたが、一週間など、あっという間にすぎ去る。それに伴って週刊誌る一冊溜まり二冊溜まりで、とうとう机の上に置く場所がなくなって、机の下に積み重ねておいたのだが、そこでもたちまち山のようになる有様。さてある日、その人が席を空けているあいだに掃除の人がやってきて、捨てていいゴミかと勘違いして週刊誌をまとめて処分してしまったという。席へ戻ってきたその人、烈火のごとく怒ると思いきや、「ああ、よかった」と胸をなでおろす思いであったそうだ。すぐに目を通してしまえばよいのだ。そうすれば、それが使えそうな情報なのか、使えない情報なのか、その場でわかる。そして使えそうな情報だけ残し、使えない情報は捨てればよい。しかしなぜ、すぐに目を通すことができないのか。先ほども述べている通りである。つい「あとで時間ができたときに、ゆっくり目を通そう」と安易に考えてしまうからである。

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