家族 マイホーム | Good 住mile Company

トップ > 令和2年3月> 29日

あとで読もうと思っているうちに、どんどん溜まってくる

2020年3月29日「日曜日」更新の日記

2020-03-29の日記のIMAGE
「捨てられない」理由に、「あとで後悔することになるかもしれないから」というのがある。そのほかにも、「あとでじっくり見ようと思っているから」、また「あとで役に立つかもしれないから」というのもある。加工食品のように製造年月日や賞味期限が記載されていれば、それが捨てる捨てないの目安になる。ところが、そういった目安のないモノはどうするか。たとえば「情報」である。あした、あさってまで取っておいても腐るものじゃない。それに安心して、つい「いま忙しいから、あとでゆっくり」となりやすいのだ。新聞におもしろい統計資料が載っているぞ。商談のときの話題作りにでも使えそうだ。でもいま忙しいから、とりあえず横に置いといて、あとでゆっくり読もう。あら、あそこの家電量販店で、薄型テレビの安売りですって。ちょうどテレビを買い替えようかと思っていたところなの。でも、これから晩ごはんのしたくをしなければならないから、あとで寝る前にでも、ゆっくり見よう。あら、家具屋さんの安売りもあるのね。これも、あとでゆっくりね。この「あとで」がクセモノなのだ。「あとでゆっくり」とはいったものの、あとでゆっくりできる時間などやってはこない。夜寝るまでバタバタが続き、次の日も同じ。ずっとアタフタ、バタバタ、アタフタで日が明けて日が暮れての毎日なのだが、「あとでゆっくり見よう、読もう」というモノは情け容赦なく溜まってゆく。新聞が溜まり、広告チラシが溜まり、本、雑誌、報告書、パンフレット、招待状、広報誌、ハガキ、手紙と、突貫工事ではないが、あっという間にそこらじゅうモノの山やら谷やらダムやらができ上がってゆく。

このページの先頭へ