家族 マイホーム | Good 住mile Company

トップ > 令和2年3月> 24日

「捨てられない」で犠牲になるのは時間、お金、心の健康(2)

2020年3月24日「火曜日」更新の日記

2020-03-24の日記のIMAGE
まるで机が「さあ、ここで思う存分、仕事をしてください」と手招きしてくれているようだ。文房具は所定の場所に、ちゃんと置いてある。必要なものは、すぐに手許に取り出せるよう準備されている。仕事を滞らせるようなものは何もない。机の横のほうに捨てずに置いてあった雑誌にチラリと目がゆく。裏表紙一面に掲載されているビールメーカーの広告。人気俳優が大きなジョッキでぐいぐいとビールを飲んでいるその姿に、「おれもビール、飲みたいなあ」となって、気を散らされて仕事を中断されるようなことも、もはやない。カード会社からの請求書が見つからなくなって、ちゃんとお金を銀行に入れておいたかどうかが心配になって、気をもむことも、もはやないのだ。我が家にも、不要なものは一切ない。広々とした、まるで初夏の高原にできるような、清々しい空気。しかも生活に必要なものは、必要な場所にちゃんと揃っている。しかもゴチャゴチャと、ではなく、スッキリと収まっている。「なんてステキな生活だろう。心の落ち着く、安心感がある、心地よい暮らしだろう」と思うのではあるまいか。さて、そのためには要らないモノを捨てることから始めよう。しかしこの第一歩で、多くの人たちがつまずくのだ。

このページの先頭へ