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売るにあたって何をするか(2)

2020年3月2日「月曜日」更新の日記

2020-03-02の日記のIMAGE
なお、中古住宅にあっては、子供の転校の都合で学期末を選ぶ傾向がありますから、この点にも留意して売りに出す期間を考えてほしいと思います。ー胃の痛む話ーあるとき、深刻な顔をして知人のSさんが相談にこられました。「実は、自分の住んでいる家を売りに出しているが、いっこうに売れる気配がない。早く売れないことには、いま建てている家の支払いができなくなるので困る」ということでした。さらに、話をよく聞いてみると、「業者に『家の建設資金なら、いま住んでいる家を売ってそれをあてればいいんじゃないですか、家が完成するまでには十分売れますよ』といわれたのだけれど、いっこうに売れる気配がない」ということでした。一般に、このような条件で家を注文するときは、万一の場合を考えて、下取りとかローンのあっせんとかつなぎ融資とかを家を注文する薬者に査任をもたせるのですが、それが全然なされていなかったということです。いまさらどうすることもできず、売ることに全力投球するしか方法がないということになり、さっそく知り合いの専門業者を紹介してあげたのですが、やや市場性に乏しい不動産であるということもあって客がつきません。そこで、業者に無理をいって、チラシの特撰概に広告を入れてもらったりしたのですが、それでもうまくいかず、またたく間に二ヵ月が過ぎてしまいました。充?は適正と思われる価額でしたが、結局、Sさんに値引きをすすめ、やっとのことで客がついたのです。最初に売りに出してから、実に七カ月を要しました。

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