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2020年2月17日「月曜日」更新の日記

【せんみつやカルタ=つ】
強い威力に定評あるのがカラ電です。実際には電話していないのに、あたかも通話しているかのような芝居をします。カラッポの電話なのでカラ電。たとえば購入を迷っているお客様がいるとします。営業マンは上司や営業所へ電話を入れたフリをして、その物件でほかにも買い手がいるようにアピールします。具体例。「えっ、マジですか。例の物件ですよね。ほかでも申し込み入りそうなんですかー。あー、はい(ポリポリ:頭をかく)。じゃあ、こちらのお客様に聞いてみます」
【せんみつやカルタ=や】
やっぱり、即日完売にもカラクリがあるんです。売り出し期間中の1週間とか2週間の最終日までに完売すれば、「即日完売」が謳えます。しかも申し込みされていればよいだけです。契約完了は必須の条件じゃありません。あと一戸で即日完売となる場合など、関係者が自腹で申し込み金を積んで申し込む場合もあるとか。モデルルームのパネルに並ぶ赤いバラも、デコレーションだと思ったほうがいいでしょう。事情通によると、即日完売そのものが真っ赤なウソという場合もあるそうです。
モデルルームは、地獄へ通じる天国です。
ワン、ツー、スリー、フォー。モデルルームには「販促ワザ」がてんこ盛り。そう、モデルルームは「カモネギホイホイ」です。魅惑の営業トークのマシンガン。奥様がうっとりし始めたら黄信号。ほーら、あなたるカモネギかも。いらっしゃいませー、ローン奴隷へ、ようこそ。