家族 マイホーム | Good 住mile Company

トップ > 令和2年1月> 23日

「夫婦」が試されるとき(2)

2020年1月23日「木曜日」更新の日記

2020-01-23の日記のIMAGE
冗談ではなく、家族全員のテントを買うために、アウトドア用品の店をのぞいたものである。家を建てるということは、家族のホンネのぶつかり合いだ。夢と現実、「できること」と「できないこと」のせめぎ合いなのである。家づくりは、ある意味で夫婦の試練と言える。夫婦は、「家をつくる」という大事業を境に、わずか一年ほどの間に大きく変わる。夫婦関係ががらりと変わる。言ってみれば夫婦の対決二回戦だ。男と女が恋愛をして、結婚する。これが言うまでもなく一回戦である。結婚は恋愛とは違う。結婚には、今なお「両家の和合」といった意味合いがあり、現実に親戚が倍に増えるわけだから、以降の暮らしは一筋縄ではいかない。双方の家族同士がうまく和合して、バランスをとり、調整し、気遣いながら暮らさなければ平穏ではすまされない。子どもが生まれれば、「両家の和合」意識がますます強まるに違いない。そして二回戦が家づくりだ。ところが、夫婦は家を建てる瞬間に〃他人′′になる。「コイッ、こんなことを考えていたのか!」「え......、アナタ、そういうつもりだったの!」どこの家庭でも、そういう瞬間がある。私自身がそうだった。私は自分の家を建てているつもりでも。

このページの先頭へ