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物件から得られる稼働収益をシナリオ(1)と想定した場合でも①

2019年12月15日「日曜日」更新の日記

2019-12-15の日記のIMAGE
割引率(図ではIRRベースの利回りとして表示)に差があれば、投資ケース①と②に示したような違いが生じるし、したがってエクイテイ部分の価値あるいは利回りも異なってくる。しかし、投資ケース②で証券化①の場合、エクイティ部分の期待利回りを11%程度とすれば、その価値は25ではなく30になり、投資ケース①で証券化①のエクイテイ部分の価値と同じになる。11%程度の利回りでよいと考えている投資家にとっては、25の評価は「過小評価」ということになる。しかし、16%程度の利回りは必要であり、25でよいと考える投資家にとっては、30は逆に「過大評価」になってしまう。すなわち、投資家のエクイテイ部分の収益性に対する考え方によって、エクイテイ部分の価格に対する評価一当然、適正かどうかという評価も含まれる-が異なってくることになるのである。これは投資ケース①でも同じことがいえるのであり、証券化①でエクイテイ部分に16%程度の利回りを望めばその価値は30ではなく25の評価になる。16%程 度の利回りを希望している投資家にとっては30の評価は「過大評価」ということになるし、11%程度の利回りでよしとする投資家にとっては25の評価は逆に 「過小評価」ということになる。

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