新築の手続きや建築確認申請とはどんなことか
2019年6月20日「木曜日」更新の日記
-
- 家を建てる場合、どんな手続きが必要ですか。また確認申請をしなければならないとのことですが、どんな場合にするのですか。建築物には、その敷地、構造、設備および用途について、建築基準法等で細かい基準が決められていて、これに従わなければならないわけです。そしてこれから建てようとする建物が、これらの法律に合っているかどうかを調べてもらうために、地方公共団体の建築主事に対して行う手続きが確認申請です。ここで注意すべきことは、確認申請は必ず工事に着手する前に行なわなければならないことです。確認をとらずに着工したりすると後でトラブルを起こしたり、せっかく建てた建物を取り壊さなければならなくなったりすることもあります。また確認申請の他にも、道路がない場合の道路位置の指定申請、原則として禁止されているものを建てようとするときの許可申請、農地法にもとづく農地転用の申請、旅館業法や公衆浴場法等による営業許可の申請、都市計画法や土地区画整理法にもとづく許可申請などの申請が必要になる場合もありますので、建てる前に、建築士や都道府県、区役所、市役所などの建築担当課に相談されることをおすすめします。もちろん、これらの手数料は役所に納めるものですから、建築事務所等に設計や申請手続きを依頼する場合には、これとは別に費用がかかることになります。
Copyright © 2018 「生活に役立つ情報を届け隊」 All Rights Reserved.