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要介護認定四→二に回復できたわけ

2019年5月6日「月曜日」更新の日記

2019-05-06の日記のIMAGE
とかく運動する人しない人の差が大きくなりがちなシニアにおいて、ここでは入居者のレッスンへの参加率が高いのも特徴的です。平成二一年度は六二・四%の参加率となり、健康日本21(国の健康づくり計画)での基準値(男性三六・二%、女性二四・九%)を大きく上回りました。その理由の一つが「運動を離れた日常でのコミュニケーションにある」とフィットネススタッフは話します。「運動以前に、その人がどういう人なのかをよく知っているということが大切です。我慢強い人であれば、我慢強さがあるために無理をすることもありえます。そういうことも考えながら、コミュニケーションを深めて、指導させていただきます。そのため、運動に向いていない状態の時でも、お話することだけは継続しています。とにかく距離を置かないこと。常に見守っていますよということをお伝えすること。そういう関係だから、これだけの人が運動を続けることができ、健康維持につながっているのだと思います」ここでまた一つ実際の事例を見てみましょう。自宅で転倒して圧迫骨折と診断され、要介護認定四となっていた入居者のケースです。痛みが治まるまで安静にした後、スタッフが毎日自宅での運動のサポートをすることにより、二週間で通常の生活を送ることができるまでに回復しました。運動前は、いすからの立ち上がりができなかったのですが、運動を開始して二週間後には、いすからの立ち上がりが三〇秒で10回できるほどになり、その後平均体力レベルに復帰し、要介護認定四から二にまで回復しました。圧迫骨折で気力を失っていたところ、身近にいるスタッフの声掛けで、嫌いな運動を継続することができたと、入居者も喜んでいます。

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