アセットマネジャーについて
2018年8月29日「水曜日」更新の日記
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- 「投資検討依頼」 投資家は、不動産ファンド商品が自らの投資ニーズに合致していると思えば、アセットマネジャーに投資の検討を依頼します。 なお、一任勘定型の不動産ファンドの場合には、「どのような不動産に投資するかをアセットマネジャーに一任する訳ですから、アセットマネジャーの不動産ファンド運営能力(投資物件発掘や資金調達、バリューアップのノウハウ等)が非常に重視されます。 一般的には、投資家から一任勘定型の不動産ファンド投資を委託されるには、過去の投資運用実績(トラックレコードという)で良いパフォーマンスを残していることが必須となります(但し、不動産は、株式の場合の「日経平均」のように運用優劣の基準となるようなものがないため、トラックレコードを評価するのは実際には難しいとされます。このような基準のことをインデックスと呼びます。 「アクイジション作業とファンド概要説明」 投資家の依頼を受けてアセットマネジャーはアクイジション作業を進めます。デューデリジェンスや資金調達の検討が進むと投資家へどの程度のリターンを提供できるかが掴めてきますので、それらも含めてファンドの詳細を投資家に説明していきます。 この時点で、営業者であるSPCもしくは、私募取扱い業者宛に「匿名組合出資申込証」等を投資家が提出する等します。 「出資」 ドキュメンテーション作業が完了したら、投資家は匿名組合契約に調印して出資を行うこととなります。
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