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将来性のあるプラン

2018年7月6日「金曜日」更新の日記

2018-07-06の日記のIMAGE
前述のように「将来性のあるプランは、これだ」と一言では表現できないので、高級賃貸住宅まで手がけられるような、幅広い賃貸マーケット向けのプランニングに長けた設計事務所やコンサルタントに頼むのが賢明だ。このうち3LDK以上のタイプが一般に永住型と呼ばれている。大ファミリーや多世帯タイプ向けである。しかし、「貸せる住宅」として推奨したいのは、中ファミリー以下、2LDK以下のタイプだ。なぜなら、将来的に人口減少と同時に世帯数の増加が予測されており、1世帯当りの構成人数が減っていくからである。夫婦2人・子供2人の4人家族が標準世帯の時代はとっくに終わっている。ただ、この分類はあくまでも便宜的なものだ。現実のニーズを考えると、家族構成と間取りタイプは必ずしも対応していない。単身者が広めの1LDKを選ぶこともあれば、通常は2LDKの間取りができる60mの住戸をワンルーム的に使っている小ファミリーもある。賃料は、住宅の価値を客観的に表すモノサシである。地価や建築費ではない。人は住宅に居住空間を求める。地べたでも物理的な建物でもない。土地や建物は、いわば居住空間という卵を包む殼といえる。賃料とは、居住空間の利用料金、総合的な居住サービスへの対価である。利用価値を賃料の高さで表しているわけだ。

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