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対地震構造は耐震、免震、制振の3タイプ

2018年6月29日「金曜日」更新の日記

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世界有数の地震国といわれる日本で、購入希望者の関心が非常に高いのがマンションの耐震性。「耐震」「免震」「制振」という3つの構造について、それぞれの特徴を説明しておきましょう。①耐震構造文字どおり、「地震に耐える」構造です。地震の力すべてを建物全体で受け止め、大きな地震のときには一部が破損することで、建物の倒壊や崩壊を防ぐ櫛造。現在の新築マンションは、次の「免震」「制振」でない場合は、すべて耐震構造になっています。②免震構造建物と地盤を切り離して、地震のエネルギーが直接建物にまで伝わらないようにする構造で、主に超高層マンションに採用されています。地震のときに受ける建物自体の損傷が少なくてすみ、建物が揺れるスピードも緩やかなので、家具もあまり転倒しない特徴があります。とはいえメリットばかりではなく、比較的最近になって採用されている構造なので、免震装置そのものの耐久性や、メンテナンスにかかる長期的なコストが未知数という問題もあります。③制振構造建物に、地震のエネルギーを吸収するための制振装置が取りつけられている構造です。建物の揺れを減らすことで建物の損傷を防ぐ効果が期待できること、敷地や建物の形状などで制限を受けることなく採用できるメリットがあります。タワーマンションは強風でも揺れるといわれますが、そうした建物の揺れにも効果を発揮します。*検討しているマンションに採用されている工法を確認し、その特徴をよく把握したうえで、それが自分たちにとって本当に満足や納得のいくものか、落ち着いて検討しましょう。また、耐震性に関する技術的な質問に対して、しっかり回答できる販売員はまだ少ないのが実情。より詳しい説明してもらえるよう、頼んでみましょう。

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