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人間の住む環境を考える

2018年6月18日「月曜日」更新の日記

2018-06-18の日記のIMAGE
制約の中でいかに人問に合った住まいにするかを考えれば、頭を使うことになるのです。ただ漫然と建物を建てて、どうぞ住んでくださいでは済まなくなります。例えば、幹線道路沿いのマンションなら、ペアガラスや二重サッシで防音することになり、室内に乾燥機の設置も必要になります。それだけでなく眺望は良いのですから、ベランダに鉢植えの植物を置くとか、道路際に高い塀を立てて防音するぐらいの配慮も必要となるでしょう。高い樹木を植えてもかまいません。環境を良くするために、人間中心を考えるために、手を尽せばいいのです。人の住む環境を考える時に一番大事なのは、緑があること、陽当りが良くてプライバシーが保てる静かな場所が良い、ということです。かと言って、物件のすべてがそれに合致するというわけにもいかないのですから、オーナーは限られた条件の中で良くなる方向に努力することが重要となります。先程の国道沿いや線路沿いの物件なら、廊下を道路や線路側につけて、ベランダは反対側につければ良いのです。ですが、実際はその逆をやる人が多く、しまったと後悔してしまいます。いくら世の中が機械化し、パソコンの機械人間になったとしても、人間は緑や太陽を除外しては生きられません。都会化した現代でも、緑と光は空気と同じで、住まいの周囲からなくなれば、自然と心がすさんでしまいます。

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