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多機能型のボイラー

2018年6月10日「日曜日」更新の日記

2018-06-10の日記のIMAGE
多機能型のボイラーは小型化され、外見上は背の流し台前に取り付けた瞬間湯沸器程度なのですが、消費するガスのカロリー数は高く、当然排気量も多いので、取り付けや換気には十分な注意が必要です。取り付け用の下地が準備されていない外壁や、薄い内装用壁に直接取り付ける事は、耐雲上とても危険です。必ずボイラー取り付け用の下地を設けて、取り付けるよう工夫してください。又、室内に設ける場合はバランス式排気口や煙突の取り付けも堅牢にしたいところです。室内外共、ボイラーの設置場所近くは雑然とし易いところですから可燃物が倒れ掛かって、発火することがないよう注意することも大切です。灯油ボイラーもガスボイラー同様、小型、多機能化してとても便利になっています。風呂釜を兼ねたタイプもできており、1台で数役をこなす優れ物です。地震の後は、プロパンガスと同様、燃料の供給がストップされる事がないので安心ですが、灯油タンクからのオイル配管が地中にある場合は、地震後はオイル漏れがない事を必ず確認した上で始動させてください。又、夜間、地雲によって電源が断たれた時の避難はとても困難です。揺れで物が落ちてきたり倒れたり、ガラスが割れていたり、危険極まりない状況に真暗闇では安全な場所へ移動する事も、家族の無事を確認する事もいいおぼつきません。

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