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家具を壁に固定する場合

2018年6月8日「金曜日」更新の日記

2018-06-08の日記のIMAGE
壁を背にして置かれる家具は、今回仮に想定している大きさの揺れに対する高さと奥行きの関係においては、ほとんどの場合、この様に固定する方が必要な釘、木ネジの量は少なくて済む事になります。その差は、今回想定した揺れでは、ごく僅かですので、原則として壁を背にして置かれる家具はこの様に固定するものとしてください。水平方向の力によって家具が滑り出すのを防ぐのに必要な力です。実際には、家具と床の間に家具の接地面の状態や床材により異なる摩擦抵抗が生じ、もっと滑り出しにくくなるのですが、安全側として式を作ってあります。他の重量のある家具が衝突してくる可能性を含めれば別の式が加わってくるのですが、ここでは、そのような家具は全て何らかの方法で固定されているものとして計算しています。計算に入る前に、釘や木ネジを打つ時の注意事項を簡単に付け加えておきます。まず、打ち込んだ後、最低でも全長の6割この計算では、その長さを大体20皿内外としています。あまり小さすぎますと弱くなりますので注意してください。壁や床の下地の有効な部分に入るようにしてください。木ネジであれば、全体の長さの中で、ネジが切ってある部分がそのぐらいに値するので目安としてください。これを見てください。有効な部分とは間柱や柱、合板等で、プラスターボードを貫いている部分や、宙に浮いてしまっている部分は無効とします。又、家具にも空洞の部分がある場合がありますので。必ず家具の芯に打つか、補強をしてください。折金物等を用いずに家具を直接固定する時は、釘や木ネジの太さが家具の壁の厚みの6分の1以下になる物を使いましよう。又、打ち込みの間隔は、釘や木ネジの太さの12倍を最小の間隔としましよう。その上で、1ヵ所につき最低2本以上打ち込みます。又、木ネジをねじ込む前にキリやドリルであける先穴の深さは、壁、もしくは床にねじ込まれる深さの3分の2程度とし、穴の径は、先の方を細くあけるか、浅めに先穴をあけるようにしましよう。尚、中空壁用のアンカーは購入されますと、得られる支持力が。引き抜き強度"等といった形でパッケージの裏側に示されています。同時に、余裕を持たせるために、必ず安全加重という表示があり、強度の5分の1位だけをみるように書いてありますので、計算時にはそちらを利用してください。

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