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「増改築」発注に気をつけること

2018年6月6日「水曜日」更新の日記

2018-06-06の日記のIMAGE
敷地にゆとりがあれば、既存の姓物に棟つづきで増築したり、波り廊下でつなぐ別棟型の増築を考えるべきなのですが、その場合にも、既存部分の柱に直接荷重を負担させず、独立した構造形式にして、既存とは少し隙問をあけましよう。なぜなら、地雲時には既存部分と増築部分の揺れ方は一致しませんので、お互いがぶつからないようにしたいからです。構造形式の異なる建物をつなぎ合わせる考え方で、鉄筋コンクリート造と鉄骨造や木造を1体とする場合にも、必ず隙間を設けます。この場合、注意しなければならないことは、雨水の浸入です。既存と増築部のそれぞれ揺れ方の異なる2つの建物は、風や自動車の振動など、日常の揺れにも別々の動き方をするので、屋根ばかりでなく壁部分からの雨水にも気を使いましょう。市販のエクスパンションジョイント用の金物を用いたり、このように片方の建物の袖壁や屋根で、もう片方の建物を囲い込むようにして水切りを設け、壁から万一雨水が浸入しても、内側の壁で処理できるようしておけば万全です。近年は、新興のリフォーム会社が多く開業していて、設計や施工実績のないまま増改築を手掛けています。内装や室内設備だけの工事を担当していれば良いのですが、おかぐら増築や棟続きの増築まで受注してしまうことがあります。

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