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2018年6月3日「日曜日」更新の日記

内容や本質は、使ったエネルギーの量ほどに成果をあげたのでしょうか。この点を鋭く冷静に検証してみたいと思います。まず結論を先に申しますと、答えはノウです。残念ながら、たいして良くはありません。それは、優秀な指導者や目先の効く評論家がいなかったせいで、かなり間違った方向、つまり出来の悪い生徒の制作品になったと言わざるを得ません。では、日本の賃貸住宅はどこがどうおかしいのでしょうか。紙面の関係で詳しくは書けませんが、簡単に列挙した方が解り易いと思います。一、まず建物の建築コストが高すぎます。現在はアパート建築のコストは、3.3坪当り40万円～45万円ぐらいかかりますが、これに合理性を追求して、25万円ぐらいに切り下げるべきです。二、アパートーマンション専用としての概念は、まったく考えられておりません。例えば、フローリング床は四角の部材で部分的に取替え可能にしたり、床防音用に特別な製品を造ったり、壁は四角の組合せで交換できるようにしたり、等を何も考えておりません。例えば、私は20年以上前に和室の襖をやめてデコラ板に変えたり、冷蔵庫の置跡防止のためにデコラ板を張ったり、2階建ての外観をツートンカラーにしたりしました。