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資金計画の考え方

2018年5月29日「火曜日」更新の日記

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 家を買うために住宅ローンを組むことを「資金計画を立てる」といいます。  車を買うときなどはだいたい使えるローンが決まっていますが、住宅の場合は数あるローンのなかから自分にピッタリのローンを見つけ出す必要があります。そのうえ、複数のローンを組み合わせることもできます。では、どのローンをどう組み合わせればいいのでしょうか。  資金計画を立てる目的は、なるべく有利にローンを組むことにあります。つまり「返済額を最も軽くする」ということです。返済額を軽くするには、金利の低いローンを選ぶことがいちばんです。  金利の低いローンはどれでしょうか。99年2月時点の金利を見比べてみると、銀行ローンの変動金利型や期間の短い固定金利選択型で2%台というのが目につきます。財形の金利も1%台で、かなり低いようです。  ただ、これらのローンに共通していることは、基本的に変動金利だということ。 銀行ローンの固定金利選択型は一定期間金利が変わりませんが、固定期間が終わると金利が動くので、変動金利の一種と考えることもできます。  変動金利は、超低金利のときにはかなり低い水準に設定されますが、いったん金利が上がりだすと、すぐに高くなるという性質があるのです。  景気のいい時期には民間ローン金利が8%前後の水準まで上がることも珍しくありません。単純に金利の低さだけを見て変動金利を選ぶというのはあまりお勧めできないでしょう。  そうなると、超低金利の時期には多少金利が高めでも固定金利を選んでおいたほうが安心ということになります。  固定金利を採用している口ーンというと公庫と年金、あるいは生保といったところがあげられます。なかでもいちばん金利が低いのは公庫、次いで年金です。公庫の基準金利は銀行ローン金利よりも低い水準です。ローンを組むときはまずこの2つを優先させるべきでしょう。  ただ、公庫・年金とも融資額に限りがあります。自己資金である頭金と公庫・年金を加えても物件の価格に足らない場合は、他のローンも利用しなければなりません。公庫や年金では借りられる住宅にも条件がつくので、必要に応じて財形や民間ローンなども組み合わせるようにするといいでしょう。

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