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金利タイプが選べる民間ロ-ン

2018年5月27日「日曜日」更新の日記

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 民間ローンのなかで最もポピュラーなのは都市銀行をはじめとする銀行ローンでしょう。銀行ローンというと以前は「条件は緩いが金利は高い」というイメージが強かったのですが、最近は金利の自由化や低金利傾向でだいぶ金利も低くなっています。  銀行ローンは金利のタイプによって「変動金利型」と「固定金利選択型」の2つに分類されます。変動金利型とは借りたあとも年に2回ずつ金利が見直され、金利変更のたびに利息が増減するというタイプです。ただし、返済額が変わるのは5年に1度。返済額がアップしたとしても、直前の返済額の1.25倍を超えることはありません。  変動金利は短期プライムレート(短プラ)という市場金利に連動します。短プラは99年2月現在、1.50%という超低金利になっており、銀行ローンの変動金利もほとんどの銀行で2.50%と、史上最低の水準を維持しています。  一方、固定金利選択型は一定の期間だけ金利を固定するというタイプ。金利を固定する期間の長さによって3年物、3年物、5年物、7年物、10年物などに分けられます。金利は固定期間が短いほど低く設定され、2年物や3年物では公庫金利より低いというケースも時折見受けられます。  固定金利選択型の金利は一度借りれば固定期間中は動きませんが、新しく借りる人向けの金利は毎月見直されます。市場金利の変動が激しい時期は、毎月のように金利が上下することも珍しくありません。  銀行ローンを借りるときは、まず金利をどのタイプにするかを選びます。銀行によっては、一度決めた金利タイプを返済途中で変えることも可能です。 ただし、固定金利選択型を選ぶと金利固定期間が終わるまでは金利変更はできません。  銀行ローンは金利だけでなく返済方法も選べる場合があります。毎月一定額を返していく元利均等返済が一般的ですが、返済の途中で返済額を変えられるフリープランや、最長20年まで返済額が変動しない返済額安定プランなど、銀行によって扱っているメニューが異なるので確認してみましょう。  金融機関が異なればローンの金利タイプも変わってきます。たとえば信託銀行の変動金利は、短プラ連動型に加えて長期プライムレート(長プラ)連動型の2本立てにしているケースが目立ちます。また長期資金を運用している生保では、借入れから返済終了まで金利が変わらない完全な固定金利型も見られます。生保の固定金利は、返済期間が短いほど金利が低くなる点が特長です。

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