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工事請負契約とは

2018年5月18日「金曜日」更新の日記

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 建設会社を1社に絞れたら、いよいよ契約ですが、その前にまだすべきことがあります。実施設計と工事費内訳明細書をつくってもらうことです。  実施設計とは、実際に工事を施工するための設計図。基礎はどういう形状にするか、床組・小屋組をどう組むか、設備をどうやって配置するか、といった細かい部分まで、設計図を見ればわかります。  一方、工事に必要な材料を書き出したものが工事費内訳明細書。構造や外部・内部仕上げ、設備などの項目ごとに一つずつ丹念にチェックします。  実施般計と工事費内訳明細書をチェックして納得がいったら、ようやく契約です。工事請負契約では重要事項説明は義務づけられていないので、契約書そのものを慎重にチェックします。  契約書に書かれてある内容で、最を重要なのが工期。着工と完成の時期が年月日まで書かれているかチェックします。ここがあいまいだと、工期が遅れたときに催促しにくくなってしまいます。「履行遅滞違約金」の取り決めをしておけば、工事が遅れたぶんの違約金を請求することが可能です。  契約書に記載する請負代金額は本体工事費だけでなく、別途工事費も含めた金額にしてもらったほうが無難です。見積書の金額と食い違いがないかどうかも確かめましょう。  契約約款については、保証やアフターサービスの期間を確認します。基礎や床、柱や屋根などの構造部分については10年間の保証を設ける住宅メーカーが増えてきました。1~2年間の保証しかないのであれば、改善を要求したほうがいいでしょう。

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