家族 マイホーム | Good 住mile Company

トップ > 平成30年5月> 17日

注文住宅では相見積もりをとる

2018年5月17日「木曜日」更新の日記

2018-05-17の日記のIMAGE
 土地を買って注文住宅を建てる場合、土地の購入は売買契約ですが、建物については工事請負契約を結んで建設会社に建ててもらうことになります。  建物を建ててもらうには、まず建設会社選びから始めなければなりません。展示場に行ってモデルハウスを見学したり、情報誌などをもとに資料を請求して比較検討します。  家を建てる場合、情報収集の段階からいきなり建設会社を1社に絞ることはむずかしいでしょう。なぜなら、あらかじめ購入価格が示されている建売住宅と違い、自分の希望する家がいくらで建つのかが明らかではないからです。  そこで、気に入ったハウスメーカーや工務店を何社かに絞り、それぞれの会社に希望条件を伝えてラフプランを作成してもらい、あわせて工事費の見積もりを出してもらいます。このように数社から見積もりをもらうことを「相見積もり」といいます。  数社からのラフプランと相見積もりを比較することで、「希望を満たしてくれる建設会社はどこか」「工事費が他社に比べて割高ではないか」といったことが見えてくるでしょう。はじめから1社だけに依頼していたのでは、なかなか判断できません。  家を建てるときに相見積もりをとることは、いまではほぼ常識になっています。建設会社のほうでもそのへんの事情は心得ているはずなので、見積もりをもらったからといって「契約するのが当然」ということにはならないでしょう。  ただし、買った土地が建築条件付きの場合は建設会社があらかじめ決まっているので、相見積もりはとれません。建般会社を選択する手間がはぶける半面、工事費やプランの比較はできません。  相見積もりをとったときに、建設会社によって工事費に大きな差が出ることがあります。工法やプランによる違いもありますが、見積もりに含まれる工事費の範囲が異なっているケースもあるのです。  家を建てるときの工事費は通常、本体工事費と別途工事費に大きく分けられます。建物そのものや建具、設備などが本体工事、屋外の電気工事や空調工事、外構工事(門扉・フェンスなど)などが別途工事です。  本体工事の範囲は各社ほぼ同じですが、別途工事費の範囲が会社によって異なることがあるので要注意です。もし見積もりの金額に大きな差があったら、なぜそうなるかをよく説明してもらいましょう。

このページの先頭へ