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重要事項説明書の読み方(マンション編)

2018年5月14日「月曜日」更新の日記

2018-05-14の日記のIMAGE
 新築マンションの重要事項説明や契約は大勢の人を集めて事務的に行なわれがちです。気になる点は、契約の前に必ず確認しておきましょう。  「敷地に関する権利の種類および内容」という欄を見ると「実測面積」「登記簿面積」「建築確認の対象面積」という3つの面積が書かれています。このうち建築確認の対象面積だけが大きい場合は要注意です。建築確認の面積より実際の面積が狭いので、建ぺい率や容積率をオーバーしている可能性があるからです。将来、建て替えの際にいまより小さな建物しか建てられなくなることが考えられます。  駐車場や専用庭、ルーフバルコニーなど特定の居住者が専用で使う部分については「専用使用権に関する規約などの定め」に記載されています。住戸に専用庭やルーフバルコニーがついている場合は、月々の使用料を確認します。駐車場の利用が抽選の場合は、抽選の方法なども確かめておきましょう。  入居後に毎月支払うことになる管理費や修繕積立金の額を「管理に関する事項」の欄で確認します。 建物を長持ちさせるには、とくに修繕積立金が重要です。きちんと長期修繕計画にもとづいて算出された金額なら安心ですが、「管理費の10%」などと適当に決められた安い金額では不安が残ります。  マンションが完成してから「イメージと違う!」「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、重要事項説明書と一緒に渡される図面集によく目を通しておきましょう。想像力をふくらまして完成後の建物をイメージしてみてください。

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