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物件以外にチェックすべきこと

2018年5月12日「土曜日」更新の日記

2018-05-12の日記のIMAGE
 中古住宅に限らず、家を買うときには登記簿謄本に「この家は自分のものです」という内容を記載することになります。そこで家を買う前に、その家の登記簿がどんな内容になっているかをチェックする必要があるのです。とくに中古住宅の場合は個人が所有する物件を買うことが多いので、事前の確認が重要です。  登記簿謄本はたいてい不動産会社が取り寄せてくれますが、自分で登記所に行って謄本をとることもできます。  登記簿には土地や建物の権利関係がどう移り変わってきたかが書いてあります。いわば土地や建物の「履歴書」のようなものです。不動産会社から登記簿謄本を渡されたら、まず日付が最新のものであることを確認しましょう。はじめて登記簿を見る人には意味がわかりづらいかもしれませんが、重要なのは「甲区」という欄の最後に霄かれている所有者の名前です。この名前が売主と異なる場合は、なぜ異なるのかを不動産会社に質問し、問題のないことを確認しましょう。  また「乙区」という欄に抵当権が沓かれていることがあります。売主がまだ住宅ローンを借りている場合なら、売ったお金で抵当権が抹消されるはずなのでさほど心配はいらないでしょう。ただし、住宅価格が高いバブル期に買ったケースでは、その後の値下がりのため、売っても抵当権が抹消できないことも考えられます。自分が買うまでに抵当権が確実に抹消されることを確認してください。  中古マンションを買うときは、事前に「管理規約」も読んでおきましょう。管理規約とはマンションの管理組合員(居住者のこと)が守るべきルールのことです。  よく問題になるのが、フローリングに関する規定です。床をカーペット敷ぎからフローリングにリフォームすることを禁じていたり、管理組合の理事会に承認してもらう必要があるなどのルールを般けているケースが多いのです。それを知らずに、買うときに勝手にフローリングにリフォームしたりすると、入居早々から住民同士のトラブルに巻き込まれることになってしまいます。  同様に、ペット飼育に関する項目や、敷地内駐車場の利用条件(利用者の決定方法等)などもよく確認しておく必要があります。

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