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修繕積立金って何?

2018年5月6日「日曜日」更新の日記

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 買ったマンションに入居すると、住宅ローンや駐車場代のほかに、管理費と修繕積立金を毎月支払うことになります。このほか、入居時に「修繕積立基金」と呼ばれる、まとまったお金(数十万円)も必要です。このうち管理費は、管理人に支払う給料やエレベーターの点検費用など、管理に必要なお金をまかなうためのものです。では、修繕積立金というのは何に使われるのでしょうか。  マンションの建物は長い年月雨ざらしになっているうちに、あちこちが傷んできます。外階段の塗り替えや外壁の補修、ポンプの修理などは、特別な工事が必要となります。この修繕工事費用をまかなうのが修繕積立基金と修繕積立金なのです。  少し前まで、修繕積立金は「管理費の10分の1が目安とされていました。でも、この金額では修繕費用にはとても足りないのが実態です。マンションを買ってもらいやすくするため、初期費用をなるべく怪くしようというデベロッパーの思惑が働いた結果のようです。実際に工事が必要な段階になってはじめて費用が不足することに気づき、あわてて一時金を徴収するケースが続出しました。  そこで、最近は修繕積立金を適切な金額に設定する新築マンションが増えています。適切な額を算出するためには、「いつの時点で、どんな工事をするか」というスケジュールを立てておく必要があります。このスケジュールのことを「長期修繕計画」といい、計画を作成してから分譲するやり方が最近の主流です。マンションを買うときには、「計画にもとづいて適切な修繕積立金が算出されているか」といったこともチェックする必要があるでしょう。  ちなみに、住宅金融公庫では修繕積立金の一戸当たりの平均月額が6000円以上(築5年未満の場合)であることが「優良」なマンションの条件の一つだと定めています。

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