建築家に設計を頼むこともできる
2018年4月24日「火曜日」更新の日記
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- 注文住宅の建設はどこに依頼すればいいのでしょうか。モデルハウスの展示場へ行って気に入ったハウスメーカーに頼むか、あるいは不動産会社を通じて地元の工務店に頼むか、そのどちらかが一般的でしょう。でも、こだわりをもって個性的な家を建てたいと思うなら、建築家に設計を依頼するという方法もあります。
建築家というと一般の人には緑の遠い存在と思われがちですが、住宅の設計を引き受けてくれるケースも多いのです。飛び込みで問い合わせても、結構心よく対応してくれるでしょう。
建築家(建築士とか設計事務所というのもほぼ同じ意味です)に設計を依頼するメリットは、なんといっても個性的な家が実現しやすいということです。
独立した設計事務所を構えるほどの人なら、建築家自身が設計にこだわりをもっているはずです。もちろん「こだわり」とか「個性的」というのは好みの問題でもあるので、自分の趣味に合わない設計を押しつけられるのは困りものですが。
設計を建築家に依頼するメリットは、施工監理も引き受けてくれるという点にもあります。建設会社がきちんと設計どおりに家を建ててくれるかどうかを、専門家の目でチェックしてくれるので安心です。
建築家によっては土地探しの時点からアドバイスしてくれることもあるようです。
費用のことを心配する人もいるでしょう。一般に建築家に股計を依頼する費用は施工監理料を含めて工事費の10%前後といわれています。建築家に依頼することによるメリットを考えると、さほどのコストではないかもしれません。それに建築家によっては部材や設備を安く仕入れる独自のルートをもっている場合もあるので、工事費を節約できるケースもあるのです。
設計を依頼するときに「予算は〇〇万円です」と前もってはっきり伝えておけば、その予算内で可能な建物を建ててくれるはずです。
建築家に設計を依頼するメリットは理解できても「どこにどんな建築家がいるのかわからない」と考える人がほとんどでしょう。たしかに情報の少なさはネックになっています・職業別電話帳で「設計事務所」の項目から探すという方法もありますが、その設計事務所がどんな仕事をしているのかがわかりません。
それでも、労を惜しまなければ探す方法もあります。たとえば注文住宅関係の愉報誌でときどき建築家の特集をしています。また、各都道府県の建築士事務所協会で会員を紹介してもらう方法もあります。
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