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2世帯住宅はここがポイント

2018年4月23日「月曜日」更新の日記

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 これから家を持とうという人のなかには、親との2世帯住宅を考えている人もいるでしょう。建売住宅で完全な2世帯仕様という物件は、まだ郊外の二ュータウンなどで時々見受けられる程度です。希望する地域が限られる場合、やはり注文住宅で建てることになるでしょう。  2世帯住宅を建てるときにはどんな点に注意すればいいのでしょうか。  2世帯住宅は大きく3つのタイプに分けることができます。まず一つは「完全共用型」と呼ばれる夕イプ。寝室以外の浴室やキッチン、リビングなどをすべて共同で利用します。親が単身世帯の場合などによく採用されるようです。  これに対し、親世帯と子世帯とを完全に分けた夕イプが「完全分離型」。一見すると1つの家に見えますが、玄関が2つあり、内部は行き来できるドアが1つあるぐらいで浴室もLDKもすべて2つずつあるというタイプです。  完全共用型と完全分離型の中間にあるのが「一部共用型」。浴室・キッチン・LDK・玄関のうち一部を2世帯で共用するタイプです。完全共用型では世帯同士のプライバシーが保ちにくく、完全分離型は建物が大型になってコストもかさみます。そこで一部共用型で両者のメリットとデメリットをうまくミックスさせようというわけです。        夫の親と同居するのか妻の親と同居するのかによって、2世帯住宅の考え方も変わってきます。2人の主婦が嫁と姑の関係の場合、キッチンを共同で使うのは気づかいが多くトラブルの元です。逆に実の母娘であれば、わざわざキッチンを分離する必要はないかもしれません。  玄関のつくりにしても、妻の親との同居で親世帯と子世帯の名字が異なる場合は、表札を区別できるよう玄関ドアも2つに分けたほうがいいでしょう。 逆に夫の親との同居では、コスト削減のために玄関ドアを共同にするという考え方も成り立ちます。  2世帯住宅を建てると、公的融資の融資額が増やせるというありがたい「割増融資」の制度があるので、ぜひ活用してください。まず住宅金融公庫ではそれぞれの世帯に定期的な収入があることなどを条件に300万円の特別加算が受けられます。年金住宅融資の「2世帯住宅割増し」も、条件を満たせば300万円(厚生年金加入者の場合)まで融資額を上乗せできるという内容です。

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