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急速に普及しつつある2×4工法

2018年4月17日「火曜日」更新の日記

2018-04-17の日記のIMAGE
 北米から輸入され、このところ急速に普及しつつあるのが「2×4(ツーバイフォー)工法」です。 名前の由来は厚さ2インチ、幅4インチの木材を使って組み立てることから来ています。枠組壁工法とも呼ばれ、壁と床、天井で建物を支える構造です。  人気の背景には、「2×4は地震に強い」というイメージがあるようです。たしかに先の阪神・淡路大震災では古い木造軸組工法の家ばかりが倒壊し、2×4工法の家が被ったトラブルは軽微なものが中心でした。でも、倒壊した軸組工法の家は、大部分が現在の耐震基準が制定される前に建てられたものだったのです。新しい耐震基準で建てられた住宅は、軸組工法でもかなりの耐震性が期待できるようです。  2×4工法のもう一つの特長は、木造軸組工法に比べて施工が簡単ということがあげられます。なにしろパネルを箱状に組み立てるだけなので、さほど 熟練していない大工でも、マニュアルどおりに建てればちゃんとした家になるのです。  逆に、きちんと施工しているかどうかをチェックする必要があるということでもあります。パネルのクギはきちんと打たれているか、断熱材はきちんと施工されているか、といった点を確認します。  とくに断熱材の施工は住み心地を左右する部分なので注意が必要です。グラスウールなどの断熱材を壁に入れる際は、壁の内側に寄せて施工します。断熱材が壁の外側に寄っていると結露しやすくなるので、必ず外側の壁と断熱材との間に空気層を設ける必要があるのです。また、断熱材は壁、天井、床などに隙間なく入れ、家全体を覆うような形にしなければ本来の効果が期待できません。

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