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プランの自由度が高い木造軸組工法

2018年4月16日「月曜日」更新の日記

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 日本で最も多く用いられている一戸建ての工法は木造軸組工法です。「在来工法」とも言われるように、わが国では昔から親しまれてきました。  木造軸組工法の基本は柱と梁にあります。マッチ棒を組み立てるようにして家の骨組みをつくり、後から壁や屋根で家全体を覆っていくわけです。戦前までは「貫」構造という、柱と柱を水平の木材でつなぐ工法が主流でしたが、戦後は壁の対角線上に斜めに木材を配置する「筋交い」に代わっています。  木造軸組工法のメリットは、間取りの自由度が高いことです。窓の位置を比較的自由に決められ、壁のない大きな空問をつくるのにも適しています。  地震に強い木造軸組工法の二戸建てを建てるには、柱・梁・筋交いをバランスよく配置し、金具を使って正しく結合することです。  公庫で低金利の融資が受けられる条件に「耐久性タイプ」という基準があり、これが丈夫で長持ちの目安になります。 ①構造材の強化・・・すみ柱は12センチ角以上。通し柱であるすみ柱は原則として13.5センチ角以上。 ②小屋裏換気装置・・・換気上有効な位置に2か所以上換気口を設ける。換気口の有効面積は天井面積の300分の1以上が原則。 ③防腐・防蟻措置・・・土台、外壁の雨ざらしになる柱、浴室・キッチンの柱、床組などに防腐・防蟻措置を施す。 ④基礎構造の強化・・・鉄筋コンクリート造の布基礎とし、地盤面からの基礎の高さは40センチ以上。 ⑤床下換気装置・・・床下は防湿コンクリートなどで覆い、4メートル以下ごとに有効面積300㎡以上の換気口を設ける。

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