家の缶詰工場(2)
2020年4月9日「木曜日」更新の日記
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- もっとエスカレートしてしまうと、素材そのものを見えなくすることもあります。あなたも、りっぱなパンフレットときれいな包装紙にだまされて買ってしまい、あとで中身を見てがっかりした経験があると思います。私も住宅の仕事が長く、うまい話に乗ってしまい後悔した人を数多く見ているので、あのようにはさせたくない、あんな風には家を売りたくないと臆病になってしまいました。私は、そんな味気ない仕事のための営業はしたくない、嫌なことだと思っています。でも営業はしない訳にもいかず、しぶしぶやってきました。嫌なことをやろうとしているのだから、うまくいくはずがありません。私の場合、ものを売るということはあまり好きではないみたいです。確かにたくさんものを売ることによろこびを感じる人もいます。しかし私の場合は売ることより何かを創造したり、つくったりするこハイッ。とが楽しいようです。仕事をやり始めの頃、営業のついでに無料で玄関のノブの具合を調整し、建具調整をしていたとき、お客様に「小原さんは直しているときは楽しそうだね」と言われたことを思い出します。好きなことをしていたから楽しかっただけなのです。好きなこと、楽しいことをやっているとうまくいくし、良いことが起こるものです。
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