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不動産処分のいろいろ(2)

2020年3月5日「木曜日」更新の日記

2020-03-05の日記のIMAGE
処分するにあたって、完全な所有権として売れるのか、あるいは他に権利を主張する者があって、その者の承諾を必要としたり、支払いを必要とするのかといったことを確認しておくべきでしょう。確認を頼む場合自ら確認することがいちばんよいのでしょうが、不動産に関する知識に疎く、また忙しいために誰かに頼みたいということもあるでしょう。それ場合、できることなら地元の業者か、地元で頼りになる人に頼まれたらよいでしょう。確認だけならば業者よりも家屋調査士が最も適切であり、信頼できます。値づけ確認も業者まかせ、値段も業者まかせというのには、抵抗があります。たしかに信頼できる業者であれば、そのほうが余分な費用をかけず手っ取り早いでしょう。しかし、業者は売れてはじめて報酬が手に入るわけですから、売れやすい値段をつけるかもしれません。まして確認のとき、少しでもややこしいと思えば、それを理由に値を下げないという保証はありません。そこでこのような場合には、まったくの他人まかせになりますから、できれば不動産の鑑定評価をおすすめします。不動産鑑定士はその道の専門家ですから、価額以外にもいろいろと相談にのってくれるでしょうし、気づいたことがあればアドバイスもしてくれるはずです。方業者の選び方田舎の土地の場合、たとえば田畑、山林、村落の宅地などで買手が一般に地元の人に特定されるものであれば、地元に精通した業者、あるいは業者がいなければ区長とか村の有力者といった人に頼めばよいでしょう。ところが同じ山林でも、別荘地となれば都市住人が対象ですから、別荘地を扱っている都市の業者ということになります。要は、買手が誰であるか、あるいは誰が予想されるかによって、業者の選択は変わります。その章業者が何を得意としているのかなどを十分に聞き出し、売る能力をもっているかどうか判断するとともに、契約も専任媒介契約にしてまかせてしまうのか、数社を選ぶことを前提に一般媒介契約にするのかを決めるべきだと思います。

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