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【区分所有法の災厄=百家争鳴】

2020年2月12日「水曜日」更新の日記

2020-02-12の日記のIMAGE
規模が大きいマンション。賃貸の比率の高いマンション。経済格差の顕著なマンション。いろんなファクターが合意形成を困難にします。
平時においても同様です。ルール。マナー。トラブル。いろんな事案が管理組合に持ち込まれ、百家争鳴となります。年齢。職業。生活習慣。経済状態。お隣の顔すら知らない、興味もない。そもそも近所づきあいが嫌いだからマンションを選んだという住民も多いでしょう。そうなんですよね。意見の一致するほうが不思議だと思いませんか。
良心に打ちされた正論や熱弁。空回りすることもあるでしょう。機能しない民主主義。
【区分所有法の災厄=不自由】
実話です。上の部屋の住民がトイレに行くたび、天井から下水が垂れてくる。区分所有法の問題があり、単独の決断で工事できない。
一部のマンションの場合、下水の排水枝管はいちど階下の天井裏を通ったのち、共用の排水管へつながっています。つまり、自宅の排水管をチェックするには、なんと階下の部屋の天井を壊す作業が避けられないのです。「区分所有法とはいったいなんなのでしょうか。所有できても、私有できない。マイホームのはずが自由にできない。「腐った区分所有法」。そう喝破した慧眼もいます。

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