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分譲マンションは合法サギです(2)

2020年2月10日「月曜日」更新の日記

2020-02-10の日記のIMAGE
【合法サギ=修繕積立金】
デベロッパーは、とにかくハンコをおさせることが優先です。たいていの場合、修繕積立金が低く見積もられています。つまり実際の維持管理には足りないのです。多くのマンションは入居したあと値上げする必要に迫られます。2倍以上になることもあります。ジャンケンの後出しです。打ちっぱなしといえば安藤忠雄、売りっぱなしといえばデベロッパー。
【合法サギ=管理費】
それとは逆にデベロッパーの子会社へ委託されることの多い管理費は、しっかり余裕をもって計上されています。いや余裕を持ち過ぎており、住民側が見積もりをとってほかへ委託すれば多くの場合でコストダウンが図れます。
【合法サギ6=原始管理規約】
前もって用意された管理規約のこと。分譲する側に有利なことが多いです。「通常は、マンションを買うときに、あらかじめ用意された原始管理規約をしっかり確認することなどしないから、一般の入居者にとって不合理な規定が盛り込まれた管理規約が、入居開始後の管理組合設立総会で容易に成立してしまう」(「マンションにいつまで住めるのか」藤木良明著/平凡社新書)
【合法サギ=マンション村】
都市部で続く高序マンションの建設ラッシュ。それに対して、高層マンションが抱える平時・有事における数々のリスクは、生活者へどれだけ伝えられているのでしょうか。マスメディアにとって住宅産業は大スポンサー。つごうの悪い情報は流さない。そんな意図が働いているのではないでしょうか。

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