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2020年2月9日「日曜日」更新の日記

裁判長。さっそくですが、分譲マンションは合法サギである件について、論拠を提出いたします。マンション購入後の住民より、あまりにも「聞いてないよォ」という声が大量に寄せられ、一種のダチョウ倶楽部状態を呈しておりまして、今回の訴えに至ったしだいであります。マンションの得意技は、ジャンケンの後出しです。本来は、ハンコをおす前にきちんとインフォームドコンセントの義務を果たすべきです。「説明」し「同意」を得ておくべきです。
【分譲マンションの問題点】
多くのマンションは終の住み処になりません。
【合法サギ1区分所有法】
5分の4の合意があれば建て替え成立。もしあなたが反対派なら、出て行くことになります。マンションの万事は、一戸一票の多数決で進みます。マイホームという呼びかたはされていますが、構造躯体といった重要なファクターなど共用部に関しては個人の裁量だけでなにも決められないのです。個人が自由にできるのは専用部のみ。|ローンを払い終わったから、あとは年金だけで細々と食べていける。そう思っていたら立ち退きの対象。え、聞いてないよォ。
【合法サギ2=給排水管】
過去のマンションには、専用部のはずの給排水管がスラブの下側を通っているものもあります。あるいは、給排水管をコンクリートの中に埋めてしまった場合もあります。これだと交換時期を迎えたとき床や壁などを壊して、また復旧することになります。これはたいへんな工事です。現実的には、給排水管の命が尽きたとき、マンションの命も尽きる。そんな事態もありえるというわけです。こんな近未来を説明されて購入した生活者は、はたしているのでしょうか。中古マンションの購入の場合、ハンコをおす前に給排水管の位置・材質・状態などの確認が必須といえるでしょう。いまのマンションは給排水管の位置も改善。材質もポリエチレンやHIVPを使用することで、耐久性も向上しているそうです。
【合法サギ3=営業トーク】
住宅ローンを支払い終わっても、支払いは続きます。修繕積立金や管理費です。もちろん固定資産税も続きます。資金面の相談に関してローン月額だけで終始させるとしたら、アンフェアです。