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地主側のメリット

2019年11月22日「金曜日」更新の日記

2019-11-22の日記のIMAGE
一般定期借地権は今後の有効な土地利用方式の一つと考えられますが、当事者にどのようなメリットがあるのでしょうか。(1)安全な土地活用土地が必ず地主に戻りますから、立退料などの財政的リスクを気にせずに、長期の地代収入を期待しながら、安全で確実な土地活用ができます。(2)節税・相続税対策建物用地として提供することから、固定資産税や地価税の減免などの節税効果が期待できます。(3)資産価値の増大借地人によって優良な住宅地・商業地が形成されますから、土地の資産価値が高まるというメリットもあります。敷地を購入(所有)するより安い費用で建物敷地を確保(利用)できます。分譲住宅の例でいえば、一般の分譲住宅に比べて半額程度で住宅を取得できます。(2)便利でゆとりある暮らし敷地費用が安いですから、地価の高い地域にも住むことができ、生活の利便性を高めることができます。また、余分な資金を建築設計・増改築費にまわすことができ、ゆとりある社会経済生活が期待できます。(3)不要な更新料、承諾料契約更新できませんから、更新料を支払う余地がありません。また、いずれ更地返還するのですから、用途変更・増改築・建替なども自由にでき、承諾料を払う必要もありません。 

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