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2018年9月18日「火曜日」更新の日記

2018-09-18の日記のIMAGE
不動産ファンド担当者が、広告営業マンにともなわれて、友人の「事務所」に話を聞きにいくことになった。彼の「事務所」は物件に程近い、古くて狭い雑居ビルの上層階にあり、彼の名前「A」を冠して、「株式会社X企画」という表札が出ていた。部屋に入り、真っ先に名刺交換をする。小ぎれいなスーツに、ネクタイ姿の彼は複数の名刺を探りながら、独り言を言いつつ名刺を差し出す。「財団法人○○××理事X川Y次」。表札とは違う名刺だと疑問に思いつつ、不動産ファンド担当者はあいさつをかわし、ソファーに腰を下ろす。もちろん「財団法人○○××理事」だけでは具体的な仕事内容はわからない。面会で冒頭から「本題」に入ることは少ない。ほとんどの場合、業界のこうした面会で、周辺事情が導入になる。このときも、「彼」は周辺から話を始めた。不動産ファンドとても儲かるというイメージがあるらしい。「彼」は投資や金儲けがどうもうまく回ってない様子が伺える。いくつかの会話の中の何気ない言葉の中には、実はいくつもの「メッセージ」が隠されていた。「彼」自身には不動産ファンドのことは実は知っていて、地位的にもそれなりにあり、人脈もそれなりにあるらしい。そしてカネに汚い人間ではないから信頼してくれ・・・、ということが読み取れる

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