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「ベースレート」

2018年8月20日「月曜日」更新の日記

2018-08-20の日記のIMAGE
 LTVとあわせて、投資家への利益分配に大きな影響を及ぼすのが金利です。金利は、①ベースレート十②スプレッドで決定されます。 「ベースレート」  ベースレート(基準金利)とは、レンダーにとっては運用資金の調達金利(原価)です。  借入人サイドとしては、ローンを調達する際に、変動金利と固定金利という二つの選択肢がありますが、それぞれ異なるベースレートが採用されます。  変動金利とは、市場相場によって常に変動する金利で、一般的に3ヶ月毎や6ヶ月毎に見直されます。その場合のベースレートとなるのがTIBOR(Tokyo Inter-BankOffered Rateの略でタイボーと呼ばれる。東京市場で金融機関が資金調達できる金利水準のことo邦銀の場合にはTIBORをベースレートにすることが多い)やLIBOR(Londonlnter-Bank Offered Rateの略でライボーと呼ばれる。ロンドンのインターバンク市場で、金融機関が資金調達できる金利水準のこと)です。  TIBORやLIBORは日々変動しており、通常各計算期間開始日の2営業日前のTIBORやLIBORを基準として、その期間に適用される金利のベースレートが決定されます。  一方、固定金利とは、市場相場の変動に関わらず、契約日に取り決めた金利が取引期間中採用される金利のことです。この場合には、SWAPレート(変動金利と固定金利のスワップ取引において市場で設定されるレート)を基準とするケースが一般的です。取引期間(1~5年)に応じたSWAPレートが採用されます。  TIBORやSWAPレートの水準は、日本経済新聞のマーケット総合1面で確認することができます。

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