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2018年8月11日「土曜日」更新の日記

　建築してから年数が経過している古い賃貸用建物は、経年とともに減価償却が進んでいるため、次の計算式が示すように、かなり低くなっているものがあります。 　ところが、建物が古くなっても、賃料収入がそんなに下かっていないケースがあります。 　建物の未償却残高（簿価）と家賃収入とでの利回りを考えた場合、例えば、毎月の家賃収入が1部屋7万円、6部屋で42万円であれば、月額42万円×12ヶ月で年間約500万円の収入があります。 　もし、このアパートの簿価が1.000万円だったとしたら、年間利回りは500万円÷1,000万円= 50%になります。さらに簿価が500万円以下であれば、利回りは100%を越えることになるでしょう。利回りで考えると、このような高利回りの物件は他にはまずないといえます。 　このような高利回りの物件を個人で所有しているのはよいことなのですが、当然、所得税及び住民税の負担もその分大きくなってしまいます。