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部屋の空間造り

2018年7月29日「日曜日」更新の日記

2018-07-29の日記のIMAGE
割安物件に殺到普通の人は何を求めているかについてのシンボリックな動きがありました。多摩ニュータウンでのことです。東京都住宅供給公社が売り出した売れ残りの未入居物件が7000万円台から、2000万円台へと大幅な値下げが魅力になり、なんと1000倍強の人気を見せて申込者が殺到し、ニュースになりました。買うなら、「いま買わないと…」この「いま」の意味は、「優遇税制が続いている間に」「金利が低い間に」「価格が割安になってきたいまだから」というもので、また「……」のあとに続く言葉は、「さまざまなメリットがなくなるぞ」「そろそろマンションは値上がりするぞ」というものです。一部の人気物件の動きやそれに関する報道を見ると、「マンションはいま買わないと大変なことになる!」という気になるかもしれません。住宅専門誌などでは、高名な評論家が「これはお勧め」などと書き、データでもマンション建設が盛んで、中古の売買も活発、都心の一部で値上がり傾向と書きまくっています。しかし、バブルの前後から新築ばかり持ち家を5回買い替え、いまマンションに移り住んでいるわたしの体験からすれば、「何もあわてることはない。むしろ、マイホームは持たないほうが賢明だ」と考えています。誰でも「マイホームの夢」は持っています。ですから、住宅や土地に関するさまざまなニュースにはついつい敏感にならざるを得ません。

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