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私募ファンドとは

2018年7月24日「火曜日」更新の日記

2018-07-24の日記のIMAGE
私募ファンドは、REITに比べ流動性には欠けます。その理由は、REITのように証券取引所に上場しているわけではないので、投資持分を売却することは容易ではなく、原則として5~7年程度の投資期間中保有し続けることになるからです。また、私募ファンドの中には、権利関係や違法建築などの問題があったり、老朽化してテナントつきの悪い不動産のみを対象としているものもあり、REITと比較するとリスクは商いと考えられます。さらに、レバレッジも高く、金利が上昇した場合のリスクも高くなっています。しかし、リスクが高い分リターンも高く、REITの配当が3%~5%程度であるのに対し、私募ファンドでは、8~15%程度を目指しているものが多くなっています。私募ファンドがそのような高い利回りを上げられるのは、レバレッジが高いことに加えて、空室率の改善、建物の修繕、権利関係の調整等によって不動産の価値を認め、売却益を上げることができるからです。もちろん、投資した時の日論見通りに不動産の価値を上げられるかどうか不確実な面はありますが、ある程度のリスクは許容できる投資家にはぴったりです。年金、地銀、生損保などの機関投資家のみなさんの中で、ポートフォリオ運用の一部として私募ファンドが設定する一定の期間で「不動産」の組み入れを検討される場合や、「REITのリターンでは物足りない。

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