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2018年7月12日「木曜日」更新の日記

二人世帯でも同棲カップルと、新婚夫婦、熟年夫婦で違うだろう。住む大が違えば、周辺にある施設、お店の種類も変化する。筆者がマーケティングするときは、まず街に行ってボーツと観察する。学生が多ければ学生の気持ちになって、そこでどんな暮らしがあるか、想像を巡らす。ＯＬやビジネスマンになって、シミュレーションしてみる。そうすると、その街と住民たちにどんなニーズがあり、そのニーズに合った住宅は何か、その住宅はいまどのくらいの家賃で入居者が付いているかなど人の動き、街の様子から将来の変化まで読み取ることができ、自然にその街にふさわしい建築プランが浮かび上がってくる。マーケティングに大切なのはイマジネーションだ。より正確な予測をするには、街の問発計画、地区計画、交通網の整備予定、人口動態、世帯数の動き、世代別動態、商業文化へのニーズなど詳しいリサーチが必要になるし、そこまで具体的なプランをイメージするには、ある程度の実践的知識が必要であるが、住宅を買うからには、かなりの時間を割いてあなたも街をボーツと観察してみましょう。得られることは想像以上に大きいはずだ。住宅の適正価格は、地価や建築費とは関係ないいくら「地価はドがり過ぎだ」と騒いでみても、全国的なマクロでみれば、地価は相変わらずだらだらとがり続けている。