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構造的に難しいケース

2018年7月5日「木曜日」更新の日記

2018-07-05の日記のIMAGE
片方を賃貸にしようとした場合、別の玄関や階段を新たに作らなければならない。場合によっては構造的に難しいケースも出てくる。将来的なことを考えるなら、玄関が二つあり、親世帯と子供世帯が完全に分離しているタイプが望ましい。できればプライバシーの確保もしたい。分離型の二世帯住宅には主に、上下に分けるパターンと、左右に分ける連棟パターンとがあるが、どちらでも構わない。敷地の広さや形状によって作りやすいパターンがあるだろう。ただし、特に上下タイプは音に対する配慮を忘れてはならない。二世帯住宅以外の一般的な一戸建ての場合でも、マンションと同じようなスケルトン性を持った建物が好ましい。プレハブ住宅でも、こうした商品が少しずつ登場しはじめている。建売住宅ではなく、注文建築で建てる場合にはできるだけ可変性を意識した一般性のあるプランを棟っておくほうがいい。個性のある有名建築家などに下手に頼んでしまうと、「作品」を作られてしまうおそれもある。もの珍しさで賃料が高くなるケースもあるが、リスクは大きい。建築雑誌に載るような住宅づくりは、お金持ちに任せておけばいい。実務経験の豊富な設計士を見つけて、とにかくその街に最有効の「貸せる住宅」の基本設計を起こすことから始めることだ。

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