最新マンションはフル装備
2018年4月29日「日曜日」更新の日記
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- 物件価格が下がり、供給が増えるにつれてマンションの装備も充実化する傾向にあります。エントランスホールのオートロックはもはや珍しくはありません。バスルームが物干し場に早変わりする浴室乾燥機、留守中でも宅配便の荷物を受け取れる宅配便ロッカーなどもよく見かけるようになりました。
最近目立つようになったのが床暖房です。LDKのフローリング部分に設置されることが多く、ほこりがたちにくいなど健康面にもいいとされています。
ただし、設備によっては光熱費が高くなることもあるようです。
ほかにも健康に配慮した設備・仕様として、抗菌・防カビ加工の素材や低ホルムアルデヒドの部材を施した例なども見られます。空気の汚れを自動的に感知する換気システムなども健康への心遣いといえるでしょう。
入居者のターゲットを絞ったマンションが多くなっているのもこのところの特徴です。とくに子育て世代を意識したつくりはひとつの流れになっており、マンション内で子供を遊ばせられるキッスルーム付きの物件や、保育サービスを付加したものなどが登場しています。
ほかにも、独身女性を意識して洗面化粧台のスペースを通常より大きめに確保したり、玄関の下足箱の収納力をアップさせるといった例もあります。
収納力の強化には各デベロッパーとも力を入れています。1階だけでなく各階に床下収納を付けたり、最上階にはグルニエ(屋根裏収納庫)をつけたり、あるいは全戸トランクルーム付きという物件も見られます。
納戸やウォークインクロゼットをプランに取り入れて、収納面積の比率を高めているケースも少なくありません。
阪神・淡路大震災以来、マンションの耐震性が見直されています。建築基準法の耐震基準をクリアさせることはもちろん、免震構造や制震構造など、より債極的に地震の揺れを抑えようという試みも見られるようになってきました。
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