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建物の維持管理(一戸建て編)

2018年4月3日「火曜日」更新の日記

2018-04-03の日記のIMAGE
 一戸建てはマンションと違って管理費も修繕積立金もかかりません。それだけ維持管理に必要な費用も安上がりなように思えますが、そうとも限らないでしょう。  むしろ鉄筋コンクリートの丈夫なマンションに比べて、木造の一戸建ては傷みやすく、年月が経つにつれて修繕すべき部分も多くなってくるのが一般的といえます。マンションのように計画的に修繕工事が行なわれないぶん、かえって傷み具合も大きくなることもありうるのです。  マイホームをいつまでも長持ちさせようと思うなら、自分自身で修繕費用を積み立てておくぐらいの心がけが必要です。さもないと買って30年も経たないうちに建て替えることになり、ふたたび大金を投じることにもなりかねません。  苦労して手に入れた一戸建ても、将来売ることがあるかもしれません。このとき、買ったときよりも高い価格で売れたら、その差額(譲渡所得といいます)に対して所得税がかかります。ただし、譲渡所得からは買ったときの費用と売ったときの費用が差し引かれます。  買ったときの費用とは仲介手数料や税金などですが、もし途中で増改築をしていれば、その費用も含まれます。買ったときの費用が大きければ譲渡所得が少なくなり、それだけ税金が軽く済むというわけです。  そこで、マイホームを増改築したときは、そのときの領収書をなくさずに取っておくことが重要になります。ただし、手入れや補修といった生活に必要な範囲の費用は含まれません。

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